スカパーJSATの事業
スカパーJSATグループは、スカパーJSAT株式会社を中心に、宇宙事業とメディア事業を両輪とするハイブリッドな強みを最大限に活かした事業を展開しています。
宇宙事業では、宇宙から海洋まであらゆる空間をビジネスフィールドとし、アジア最大規模の静止軌道衛星や低軌道衛星などのインフラを活用して事業を行っています。
衛星通信サービスの提供のみならず、それらのインフラから得られる様々なデータを活用し、新しい宇宙ビジネスを創り出しています。
メディア事業では、有料衛星多チャンネル放送「スカパー!」、動画配信サービス「SPOOX」に加え、インターネットや光回線を経由した視聴サービスの提供など多様な視聴ニーズにお応えしています。
約300万件の顧客基盤をベースに、お客様の生活に密着したサービスを提案し、より豊かな時間をお届けしています。
宇宙事業
当社が保有している通信衛星は、日本全国はもちろんアジア全域・オセアニア・ロシア・中東・ハワイ・北米をカバーし衛星通信サービスを提供しています。衛星通信ネットワークは災害時にも途絶することがないため、全国の自治体や電気・ガス・石油などライフラインを支える多くの企業に防災・危機管理の通信インフラとして導入されるなど、暮らしの安心・安全を支えています。
高品質のデジタル映像をリアルタイムで一斉配信できる衛星通信は、教育・医療・ビジネスなど幅広い分野でも活躍しており、山間部や離島、飛行機・船舶といった移動体などの地上回線での対応が難しい領域でも衛星通信は重要な存在となっています。
今後、先端技術や新しいアイディアをもつ国内外のパートナーと組み、低軌道衛星ビジネス、衛星画像サービス、情報分析サービスなどの幅広い宇宙ビジネス領域も拡大していきます。
メディア事業
スカパーJSATは、1996年10月に日本初のデジタル放送「パーフェクTV!」としてスタートし、現在は国内唯一のCSデジタル放送を運営するプラットフォーム事業者として、有料多チャンネル放送サービス「スカパー!」を運営し、約300万件のお客様にご利用いただいています。
2021年には、それまでのオンデマンド配信サービスをリニューアルし、「SPOOX」のサービスを開始。配信事業の強化を進め、将来的には放送、配信を融合させたプラットフォーム構築を目指します。
放送、配信事業に加えて、FTTH事業、メディアソリューション事業の拡大に取り組み、人と人、企業、社会をつなぐプラットフォームとして、多用で創造性豊かな社会の実現に貢献します。
サステナビリティ
事業を通じて人々の暮らしに安心や快適さ、楽しさをお届けすることで持続的な成長を目指します。
革新的な情報通信インフラの提供によりレジリエントな社会や地域社会の発展、環境保全などの実現に取り組むほか、地域・社会の一員として、ステークホルダーとの協働により、より豊かな社会の実現に寄与してまいります。